風邪の予防対策といえば外から帰ってきたときの”うがい”や”手洗い”これらは当然の予防対策です。
しかしそれだけでは十分とはいえないのです。
私たちの体を作っているのは食べ物です。
つまり風邪の予防対策は食べ物でも行う必要があるんです。
風邪って甘くみてると本当にしんどいですから・・・しっかりと出来る限りの予防対策を行っておきましょう。
免疫力を維持することが重要
風邪の予防対策する食べ物で重要なことは体の免疫力を維持することです。
免疫力を維持する食べ物とは、ビタミン、ミネラル、たんぱく質を豊富に含むものを摂取する必要があります。
ビタミン、ミネラル、たんぱく質を豊富に含む食べ物は野菜や果物などに豊富に含まれます。
特に野菜や果物に含まれるビタミンCには抗酸化作用が非常に有効となるのです。
注意する必要があるのはビタミンCは体の中で蓄積することが出来ないということ。
つまり、一日の中でいっぺんに摂取しても、体に不必要なビタミンCは、排出されることとなりますので、数回に分けて摂取しなければなりません。
またミネラルの中でも亜鉛が風邪の予防には効果的です。
体内の亜鉛が不足すると風邪にかかりやすくなると考えられていますので、積極的に摂取しましょう。
亜鉛を含む食べ物は、牡蠣(カキ)がもっとも有名でしょう。
そのほか、レバーやチーズ、卵黄などにも豊富に含まれます。
普段からビタミン、ミネラル、たんぱく質を積極的に摂取して風邪の予防対策に取り組んでいきましょう。
悪寒が走ったら・・・風邪ひいたかも?
体に悪寒が走る・・・寒気がする・・・といった症状が出ると、風邪の引き始めの恐れがあります。
しかし、まだここで耐えることで本格的に苦しい風邪で悩まされるということはなくなりますのでこの状態になってからの予防対策は・・・すなわち『体を温める食べ物』がおすすめです。
体を温める食べ物でもっとも有名なものは生姜(ショウガ)だと思います。
漢方薬など風邪の引き始めに飲むと良いとされている葛根湯(かっこんとう)などにも含まれています。
最近ではショウガを含んだ紅茶なども販売されているので風邪のひき始めでなくても体を温める飲み物としては良いですよ。
そのほか、香辛料を含む辛い食べ物やネギなども体を温める成分が含まれています。
カプサイシンやアリシンなど殺菌作用も期待が出来るので風邪の予防には効果的です。
ただ辛いものの摂りすぎなどは胃腸に負担をかけることになるので逆効果となりますのでほどほどにが目安となりますよ。