モナリザ症候群とは自律神経(日中に働く交感神経と夜間を中心に働く副交感神経)がうまく機能していない状態をいいます。
モナリザ症候群とは、”Most obesity known are low in sympatheticactivity.”(肥満者の大多数は交感神経のはたらきが低下している)という文章からとった言葉。1991年、アメリカのルイジアナ州立大学のジョージ・ブレイ教授が提唱した説である。
つまり、自律神経の交感神経と副交感神経が働くべきタイミングがおかしくなっている状態で、バラバラになり、バランスがとれていない(悪くなっている)状態です。
モナリザ症候群の原因
モナリザ症候群の原因には、
- ストレスによるもの
- 不規則な生活リズム(夜更かしなどの生活リズムの乱れ)
が主なものとなります。
私たち人間は日中に太陽の光を浴びることによって体内時計をリセットして、生活リズムを整えています。
ですから、夜更かしをして、日中に寝ているなど、太陽の光を浴びない生活をしていると・・・知らないうちに気がついたときにはモナリザ症候群になっている恐れがあるわけです。
モナリザ症候群による悪影響とは?
昨今、実は日本人の7割がモナリザ症候群になっているのでは?というデータもあるくらいです・・・。
で、モナリザ症候群がわたしたちに与える悪影響とは、肥満の原因になるということです。
頻繁にいわれることといえば『食べていないのに太る(太った)』といったことなどです。
食べていないのに太るというのはあまりにも理に適っていないことですが・・・モナリザ症候群になるとこういった(食べていないのに太る)が実際に起こるわけです。
- 食べていないのに太る・・・
- 食べていないのに痩せない・・・
など最悪ですよね・・・。
もしせっかく頑張って一生懸命ダイエットに取り組んでいた場合。
ただモナリザ症候群だけが肥満となる原因の全てではありませんが・・・。
大前提として、まずは、ご飯を食べ過ぎているということが肥満の原因となることは考えなければなりません。
モナリザ症候群を改善するには?
モナリザ症候群を改善する方法はモナリザ症候群となっている原因を取り除くこと。
つまり、ストレスフリーな生活、規則正しい生活、を心がけることです。
- 朝にはしっかりと太陽の光を浴びる(だいたい午前10時ごろまでに)
- 昼にはしっかりと体を動かす
- 夜、寝る前には、スマホやパソコンは控える
など基本的にはこれくらいのことは心がける必要があるでしょう。
モナリザ症候群を改善するもっとも大切なことはこれまでの生活習慣を見直して改善するということとなるんです。。
自律神経が乱れるということは生活リズムは乱れるということでもあるのです。
おそらくあなたはしっかりとした睡眠も取れいないはずです。
心当たりはないでしょうか・・・。